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【宮内庁、WTO対象】三の丸尚蔵館II期/3月20日まで申請書

全景イメージ(文化庁資料より)


 宮内庁は21日、WTO対象の「三の丸尚蔵館整備に伴う新築工事(II期)」の総合評価一般競争入札を公告した。申請書は3月20日まで、入札は5月12日に受け付け、同15日に開札する。
 参加資格は、単体とJV代表者が内閣府競争参加資格の建築一式の認定を受け総合審査数値が1200点以上、JV構成員は1100点以上であることなど。技術提案では、今秋に開館する新築棟(I期)利用者の安全確保・騒音・振動・粉じん対策、I期工事との接続部分の品質確保、埋蔵文化財やインフラ設備など既存地中埋設物への配慮、収蔵庫や展示室の空気汚染対策などを求める。
 概要は、RC一部SRC造2階建て延べ2350㎡の新築棟II期、電気・機械設備、土木、園庭の各工事一式。工期は2025年9月30日まで。工事場所は東京都千代田区千代田(皇居内)。
 三の丸尚蔵館の設計は日建設計、I期の施工は清水建設が担当した。26年の全館開館を目指している。



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