【日本GLPの境古河物流施設2棟、開発行為はJFEシビル】 | 建設通信新聞Digital

5月4日 土曜日

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【日本GLPの境古河物流施設2棟、開発行為はJFEシビル】

◆Iは10月、25年春IIに着工
 日本GLPは、茨城県境町の圏央道境古河IC近くに計画する物流施設「GLP境古河I」「同II」の建設地で、JFEシビルの施工により開発行為(造成工事)を進めている。開発行為許可の工期は2026年10月末まで。本体工事はIが10月の着手と25年4月の完成、IIは25年4月の着手と26年10月の完成を目指す。

22年7月発表時の鳥瞰イメージ


 GLP境古河Iはマルチテナント型物流施設で、規模はS造(耐震構造)4階建て延べ約8万5000㎡となる。1、2、3階に接車できるシングルランプウェーを備える。敷地面積は約4.2ha。

 同IIは、BTS(ビルド・トゥ・スーツ)型、マルチテナント型の両方に対応できる仕様とする。規模はS造(耐震構造)4階建て延べ約7万9000㎡。マルチテナント型の場合はシングルランプウェーを設ける予定だ。敷地面積は約3.9ha。
 2棟合わせた規模は総延べ約16万4000㎡となる。投資総額は約327億円。

 建設地は、猿山・蛇池地区(同町大字猿山、蛇池、長井戸の各一部)約10.1ha内。
 地区内の地権者らで構成する地権者協議会は19年8月に大洋(水戸市)とフクダ・アンド・パートナーズを協力企業に決定した。その後、大洋が21年12月に開発許可を取得した後、日本GLPに土地を売却した経緯がある。





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