横浜市は、「山手133番ブラフ積擁壁」(中区山手町)を100件目の認定歴史的建造物に認定した。擁壁の認定は2件目となる。
山手133番ブラフ積擁壁は、2020年度に認定歴史的建造物となった山手133番館の基盤擁壁として、居留地時代の山手の面影を色濃く残し、往時の景観を現在に継承している。擁壁延長は約35.5m、最大高さは約3mで、1882年ごろに建造された。
ブラフ積は、石材(直方体)の長手面と小口面を交互に配置する石積で、名称は山手地区が居留地時代に外国人から「The Bluff」(断崖)と呼ばれていたことに由来する。
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