OSPホールディングス(大阪市)は、フィルム製品専用工場として稼働している北九州市の門司工場内に8棟目の新棟を建設すると発表した。設備投資額は約40億円。設計施工は小緑組が担当。16日に地鎮祭を開き、5月下旬の着工、2024年6月の稼働開始を予定している。
規模はS造3階建て延べ7917㎡。新棟屋上の約半分のスペースに太陽光設備を設置するほか、廃熱を利用したサーモコイル導入によりエネルギー使用量を3割削減し、CO2削減にも貢献する。また、作業工程の一部を自動化して省人化を実現する。建設地は門司区新門司2。