立飛ホールディングス(東京都立川市)は、7月初旬から延べ約8500㎡の「(仮称)立飛アイスリンク」に着工する。フィギュアスケーター・浅田真央さんの熱い思いによって実現したこのプロジェクトの名称は「MAO RINK PROJECT」。設計は山下設計、施工は北野建設が担当。2024年9月末の完成、同年秋のオープンを目指す。
施設の規模はS造2階建て延べ8468㎡。高さは12.2m。 随所に金・銀・銅の競技メダルをイメージしたカラーを配する。また、ガラス張りを多用し、外光を採り入れる。メインリンクとサブリンク、 トレーニング機能のほか、商業施設やレストランなどの機能を設け、地域に開かれた拠点を目指す。
建設予定地は同市泉町935-1ほかの敷地9966㎡。建築面積は6403㎡。多摩都市モノレール線立飛駅に近い場所にある。
24年11月1日に創立100周年を迎える立飛ホールディングスは、同駅周辺にアリーナ立川立飛、ドーム立川立飛、タチヒビーチなどのスポーツ施設を開発した実績がある。
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