【香川県で初受賞】都市景観大賞に「高松市屋島地区」 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【香川県で初受賞】都市景観大賞に「高松市屋島地区」


 「都市景観の日」実行委員会は、2023年度都市景観大賞・都市空間部門の大賞(国土交通大臣賞)に「高松市屋島地区」=写真=を選定した。官民が連鎖する形で持続性のある景観形成の先駆的モデルとなったことが高く評価され、香川県内では初の大賞受賞となった。受賞対象者は高松市と四国民家博物館、れいがん茶屋、屋島山上観光協会、魅力ある屋島再生協議会の5者となる。

 屋島は高松市を代表する観光地だったが、施設老朽化や景観の劣化などから観光客が低迷していた。13年1月に屋島活性化基本構想を策定し、景観刷新などの取り組みが始まった。民営の自動車専用有料道路を市道化し「屋島スカイウェイ」として刷新したのを皮切りに、山上では交流拠点施設「やしまーる」の整備とそれに合わせて「れいがん茶屋」をリニューアルした。山麓では野外博物館「四国村ミウゼアム」を改修するなど地区全体に人の流れと賑わいをもたらす新しい動きが生み出されている。

 

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