【LF境古河が起工】11.3万平米で25年1月完成 C&Wアセットマネジ | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【LF境古河が起工】11.3万平米で25年1月完成 C&Wアセットマネジ

完成予想図


 米クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W)の日本法人、クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド・アセットマネジメント(東京都千代田区、田中義幸社長)が茨城県境町に計画する「LF境古河」の建設地で26日、起工式が開かれた。延べ約11万3000㎡のマルチテナント型物流施設を新築する。設計・施工・監理はJFEシビル、基本計画と設計監修はフクダ・アンド・パートナーズ(F&P)、監理監修はアクアが担当し、2025年1月の完成を目指す。

 神事では、鍬(くわ)入れを田中社長、鋤(すき)入れをJFEシビルの門田純社長が行った。両氏をはじめ、橋本正裕町長、福田哲也F&P社長、大谷龍則アクア社長らが玉ぐしをささげた。

 この後、田中社長は「LF境古河があって良かったと思われるように、末永く地域と共存できる施設にしたい」とあいさつした。
 橋本町長は「境町は利根川を抱えており、危機管理が一番重要だ。災害協定を結び、避難場所に指定させてほしい。今後もサポートしていきたい」と祝辞を述べた。

 門田社長は「物流倉庫の経験豊富なメンバーを選んでおり、安全は全てに優先するを合言葉に無事故・無災害で満足いただける施設を完成させる」と決意を述べた。

 建築主は境古河ファシリティ特定目的会社(中村武取締役)。規模はS造4階建て延べ11万3291㎡で、各階を行き来できるシングルランプウェーを設置する。建築面積は2万9255㎡。壁やブラインド、テーブル類に木調素材を使用したカフェテリアも設ける。建設地は圏央道境古河ICに近い下小橋工業団地内の興建産業北関東工場跡地(下小橋838-3)5万0183㎡。

 大川哲志作業所長(JFEシビル)の話「ユニット化による省力化や工期短縮に取り組みつつ安全に工事を進め、できた後に地域貢献につながる建物にしたい」


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