【管路更生大学】管路更生3工法の大規模デモ施工を日大生らが見学! | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

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【管路更生大学】管路更生3工法の大規模デモ施工を日大生らが見学!

 日本大学生産工学部土木工学科は13、14の両日、日本管路更生工法品質確保協会(小川健一会長)、東京都下水道サービスと連携した「管路更生大学」のデモ施工を、千葉県習志野市の同大津田沼キャンパスで開いた。管路更生工法のうち、シームレスシステム工法とSRP工法、FRP光硬化取付管ライニング工法の3工法について、延べ72人の教員と学生に公開し、安全や品質確保のための技術を紹介した=写真。
 管路更生大学は、学生にインフラメンテナンスについて専門的で生きた知識や経験を学んでもらい、土木技術者として優れた人材を育成することを目指して、今年度から産学連携で実施している。学生は12回の下水道に関する講義を経て、デモ施工当日には、光で硬化させる更生工法や通水しながら施工できるSPR工法などを見学した。
 森田弘昭日大教授は「実際に現場で使っている技術を学生が見学できたことは、教育上とても効果があった」と語った。参加した学生は「授業では絵や図で技術を勉強してきたが、これほど大規模なデモンストレーションに驚いた。特にFRP工法で更生材が押し出される様子は、生き物のようで面白かった」と感想を述べた。

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