国土地理院は、28日－12月17日まで茨城県つくば市にある「地図と測量の科学館」で、企画展「手描き地図の世界～地図を描いて地域の魅力を再発見」を開催する。
　地図には、地形図のように正確さが求められるものもあれば、道案内をする際に目的地の場所や道順など、相手に伝えたい情報を独自に表現して書く手描きなどもある。
　今回の企画展は、手描きの地図に焦点を当て、その位置付けや作製のポイントを分かりやすく展示するとともに、先人たちの魅力ある手描き地図を紹介する。
　子どもたちには夏休みの自由研究のヒントになり、大人も趣味の世界で地図をつくる楽しさ、描いて分かる地域の魅力など新たな地図の世界を発見できる。
　手描き地図については、作製のポイントや、身近な地図（全国児童生徒地図優秀作品）を紹介する。長久保赤水（江戸時代の地理学者）、増田善之助（現代の手描き地図師）が作製した地図も展示する。
　入場無料。開館時間は午前9時30分から午後4時30分。休館日は毎週月曜日（月曜日が休日の場合は翌日火曜日が休館）。

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