【三井不レジの津田沼パルコA館跡地】商業・住宅の複合開発/設計は松田平田、三井住建道路で地上解体 | 建設通信新聞Digital

5月1日 木曜日

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【三井不レジの津田沼パルコA館跡地】商業・住宅の複合開発/設計は松田平田、三井住建道路で地上解体

旧A館(手前)と、Viitとして開業した旧B館(左奥)


 三井不動産レジデンシャルは、JR総武線津田沼駅北口にあり、千葉県船橋、習志野の2市にまたがる商業施設「津田沼パルコ」A館跡地で、商業と住宅の複合開発を計画している。設計は松田平田設計が担当している。現地では8月中旬から三井住建道路の施工により既存建物地上部解体工事の作業が始まっており、2024年4月末の完了を予定している。施設の規模、地下躯体解体工事と新築工事のスケジュールについては、「未定」としている。

 旧津田沼パルコは、津田沼駅北口デッキに直結するA館(船橋市前原西2-18-1、習志野市津田沼1丁目の一部)と、その北側にあるB館(船橋市前原西2-19-1)の2棟で構成する。店舗面積は約4万8000㎡。1977年7月に開業し、ことし2月末に閉店した。

 A館は敷地面積が2793㎡。用途地域は商業地域で、建ぺい率が80%、容積率が600%。既存建物(RC造地下2階地上7階建て延べ1万9732㎡)は、B館の地下2階、1階、地上3階、6階と連絡通路でつながっている。A館の土地・建物を所有していた白井ビル(習志野市)や個人らは、三井不動産レジデンシャルに売却した。

 地上部解体の工事名称は、「(仮称)船橋市前原西二丁目計画 既存建物解体工事(地上部)」。

 一方、津田沼七番館(船橋市)が所有するB館は、既存建物を活用しながら商業施設「Viit(ビート)」に3月16日にリニューアルオープン。その後も新店舗が順次オープンしている。

 

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