【ポラス学生コンペ】最優秀は永田琴乃さん・稲葉来美さんの「生きる蔵を手伝う家」 | 建設通信新聞Digital

5月7日 火曜日

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【ポラス学生コンペ】最優秀は永田琴乃さん・稲葉来美さんの「生きる蔵を手伝う家」

最優秀賞に輝いた稲葉さん(左)と永田さん

 ポラス(埼玉県越谷市、中内晃次郎社長)を中核とするポラスグループが主催する「第4回POLUS-ポラス-学生・建築デザインコンペティション」の入賞5作品が決まった。最優秀賞には永田琴乃さん(日大大学院)と稲葉来美さん(横浜国立大大学院)の「生きる蔵を手伝う家」が輝いた。優秀賞は笹尾浩二さん(近畿大大学院)の「路に住まい、路と暮らす町」が選ばれたほか、3作品が入選した。

審査員と入賞者

 今回は「土蔵をつつむ今、今をつつむ未来」をテーマに387件の登録があり、205作品が提出された。1次審査で選定した5作品を対象に6月29日に公開審査を実施した。審査委員長を務めた建築家の青木淳氏(青木淳建築計画事務所代表)は、最優秀について「器である以上に蔵の中身として人の食の営みがしっかりと創造されていた。現在の都市生活と異なる食生活が批評性を伴うなど思考実験としての価値がある」と高く評価した。
 入選作品は次のとおり(カッコ内は所属、敬称略)。
 ▽土蔵をぬけて=田中翔太(京都工芸繊維大大学院)▽彩りサーカス=藤岡宗杜(大阪工大大学院)、前岡光一(大阪工大)▽イキモノの塒=土居大夏、加賀谷元希、坂口佳(いずれも京都工芸繊維大大学院)。

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