【ローカル5G】越谷レイクタウン駅周辺国道で実証実験/関東整備局 | 建設通信新聞Digital

5月3日 金曜日

公式ブログ

【ローカル5G】越谷レイクタウン駅周辺国道で実証実験/関東整備局


 
 関東地方整備局は、越谷レイクタウン駅周辺(埼玉県越谷市)で、災害対応や道路管理などを目的に直轄国道で初めてローカル5G(第5世代移動通信システム)の基地局を設置する実証実験を行った。超高速、超低遅延、多数同時接続といった特徴のある5Gの有用性を確認した。田中満道路部道路計画第二課長は「成果を道路維持管理の高度化などに生かしたい」としている。

 道路管理は予算や人員が限られているため、より効率的な管理方法の確立などが地域の共通課題となる。こうした中、「災害時の迅速な被災状況の確認」「道路管理の効率化」を目的に、総務省の「令和3年度課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証」に選定され、実証実験を行った。

 協力企業となるパスコの今西暁久道路情報部副部長が実証実験の概要を説明した。背負い型の3次元計測装置や4Kカメラを搭載した自動運転バス、ドローンで取得した大容量データをローカル5Gを介して伝送した。

 実証実験には中央復建コンサルタンツ、NTTドコモ、ドコモ・テクノロジ、協和エクシオ、ミライトなどの民間事業者が参加した。

 

【公式ブログ】ほかの記事はこちらから


建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら