【新規事業&人材育成】NECネッツエスアイ 基盤技術センターでローカル5G早期事業化めざす | 建設通信新聞Digital

4月19日 金曜日

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【新規事業&人材育成】NECネッツエスアイ 基盤技術センターでローカル5G早期事業化めざす

 NECネッツエスアイは、ローカル5G(第5世代移動通信システム)を活用したサービスの本格展開を始めとする先端技術・新規事業の創出や人材育成を推進するため、6日に基盤技術センターを開所した。センター内に新設した「5Gラボ」での実証実験を本格化し、ローカル5Gの商用サービスの早期事業化を目指す。

顧客向け5G体験型ショーケース


 同センターは、全社の技術教育を統括し、人材育成を推進する目的で開所した。「安全・品質の強化」「技術の継承・専門性向上」「先端技術・新規事業の創出」の3つの方針を掲げ、5Gラボのほか、防災無線・電源、消防・指令に関連した設備を配置している。

 顧客向けの5G体験型ショーケースもあり、ジオラマとプロジェクトマッピング、VR(仮想現実)を同期させたコンテンツで、ローカル5Gネットワークが導入されたまちの災害対策を体感することができる。

 12日に同センター開いた報道機関向けの見学会で、同社エンジニアリング&サポートサービス事業本部の菅正浩基盤技術開発本部長は「実機を使いながら教育していくという特徴を生かし、社員のスキルアップや新規事業の創出につなげていきたい」と述べた。

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