SGリアルティ(京都市)は、東京都江東区で計画している佐川急便の大型物流施設「東京中継センター」の建設工事をフジタの設計施工で2024年1月に着手する。25年7月末に竣工予定。施設内の自動化設備工事などを経て、26年2月の稼働開始を目指す。
同センターはS造7階建て延べ約8万6000㎡で、現在稼働中の大型物流施設「Xフロンティア」内の佐川急便中継センター(延べ17万1000㎡)に次ぐ規模となる。関東エリア7カ所の中継拠点を集約し、中継機能を強化するとともに輸送ネットワークのさらなる効率化を推進する。
建設地は新砂2-1の敷地3万3459㎡。このうち2万3800㎡を建築面積に充てる。既存の佐川急便配送センターの解体工事は田中建設工業の施工で8月末に完了。
現在はフジタが既存建物の基礎を解体している。