【文化財×コンクリ構造物の診断技術】デン力らが世界文化遺産「醍醐寺」の文化保全事業に参画  | 建設通信新聞Digital

4月30日 火曜日

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【文化財×コンクリ構造物の診断技術】デン力らが世界文化遺産「醍醐寺」の文化保全事業に参画 

 デンカと、グループ会社のデンカリノテックは、コンクリート構造物の診断技術を使って世界文化遺産である「醍醐寺」(京都市)の文化保全事業に「KYOTO’S 3D STUDIO」(京都市、西村和也社長)を通じて参画した。

醍醐寺 三宝院唐門(正面)

 デンカリノテックのコンクリート構造物診断技術は、360度のレーザースキャニングで文化財などの点群データを取得し、設計・施工から維持管理までデータを活用できる。図面や設計図がない構造物にも適用できる。損傷状況や修復履歴などの維持管理情報を3次元構造物モデルに関連付け、BIM/CIMに応用して立体的な資料として効率的に一元管理できる。デンカでは、3Dデジタル計測技術と無機材料設計・補修材料・施工技術を組み合わせて、歴史的価値の高いコンクリート構造物の効率的な長寿命化・高耐久化にも取り組む。

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