【Diploma×KYOTO】最優秀に江口哉子さん(奈良女)の「創造性をひきだす」、阪本真子さん(関学)の「かたりぼ-住民のための祀りの場」 | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

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【Diploma×KYOTO】最優秀に江口哉子さん(奈良女)の「創造性をひきだす」、阪本真子さん(関学)の「かたりぼ-住民のための祀りの場」

22大学から176人が参加

 京都建築学生之会(坂野雅樹代表)は2月24日から26日にかけて、京都市の京都市勧業館みやこめっせで、合同建築卒業設計展「Diploma×KYOTO’18」(特別協賛・総合資格)を開催した。27回目の今回は関西の22大学から176人が参加した。
 審査員を変えて3日連続の講評会が開かれ、24日は江口哉子さん(奈良女子大)の「創造性をひきだす」、25日は阪本真子さん(関西学院大)の「かたりぼ-住民のための祀りの場」がそれぞれ最優秀作品に輝いた。
 26日は、成富悠夏さん(奈良女子大)の「名古屋競馬場移設計画」、江端木環さん(阪大)の「まちの見え方が変わったある建築女子学生のものがたり」、橋詰隼弥さん(京都大)の「異国のよすが」、斎藤翔太さん(立命館大)の「大和巡礼」、越智誠さん(神戸大)の「ぶどう荘」がそれぞれ審査員賞を受賞した。
 24日の講評会では、千葉学東大副学長が審査委員長、西沢立衛氏(西沢立衛建築設計事務所)、豊田啓介氏(建築デザイン事務所nolz)、周防貴之氏(SUO)、辻琢磨氏(辻琢磨建築企画事務所)が審査員を務めた。2位には西辻帆波さん(武庫川女子大)の「還ル石」、3位には越智さんの「ぶどう荘」が選出された。

表彰式

 25日は、藤原徹平横浜国立大大学院Y-GSA准教授、芸術家の津田直氏、写真家の田村友一郎氏、音楽家の原田夏樹氏、作家の柴崎友香氏が審査員を務めた。2位には衣川新さん(京都工芸繊維大)の「Bibliotheque kyoto」、3位には笹谷匠生さん(関西大)の「話くわっちぃ」が選ばれた。
 26日は、井上洋介氏(井上洋介建築研究所)、安田利宏氏(ランドサット)、木下昌大氏(KINO architects)、平野利樹氏(Reiser+Umemoto)、友渕貴之氏和歌山大COC+推進室特任助教、大石茉由佳氏(日建設計)が審査員を務めた。

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