【菊川工業】サンプル室にショールーム機能をプラスした『Studio K+』誕生! 顧客との関係性を強化 | 建設通信新聞Digital

5月7日 火曜日

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【菊川工業】サンプル室にショールーム機能をプラスした『Studio K+』誕生! 顧客との関係性を強化

 菊川工業は10日、千葉県白井市の千葉工場内に同社初となるショールーム機能を備えたサンプル室『Studio K+』を開設する。工場内に併設することでデザイン・製作の検討時間短縮や社内外のコミュニケーション活発化につなげて顧客との関係性を強化し、他社との差別化を図る。
 Studio K+は、千葉工場(白井市中98-15)内の事務室・サンプル保管倉庫を改装して約100㎡の広さで設けた。外部公表が難しい施工事例や技術サンプルも展示する。サンプルは現在、100種類前後あり、今後も増やしていく。
 各サンプルにはQRコードを付けてあり、 スタジオ内のiPadで読み込むとサンプル情報や加工工程の動画を見ることができる。今期はアルミ、 土、ブロンズ、ステンレスの4つのブースを用意し、季節ごとに入れ替える。槌目加工体験コーナーも設けた。
 9日のプレオープンで宇津野嘉彦社長は「工場に検査や見学で来られたデザイナーやアーキテクトにこれまでやってきた素材と仕上げ、加工を肌で感じていただくスペースにしたいと思った。さらに実際の加工も体験していただくことを目的に開設した」と経緯を説明。

宇津野社長

 「デザイナーやアーキテクトにここで新しい発想を生んでいただき、プラスアルファの発想を広げていただく意味で『Studio K+』とした。今後はガラスや石、木、LEDと金属とのコラボレーションをさらに提案する場にしていきたい」と意気込む。

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