菊川工業は10日、千葉県白井市の千葉工場内に同社初となるショールーム機能を備えたサンプル室『Studio K+』を開設する。工場内に併設することでデザイン・製作の検討時間短縮や社内外のコミュニケーション活発化につなげて顧客との関係性を強化し、他社との差別化を図る。
Studio K+は、千葉工場(白井市中98-15)内の事務室・サンプル保管倉庫を改装して約100㎡の広さで設けた。外部公表が難しい施工事例や技術サンプルも展示する。サンプルは現在、100種類前後あり、今後も増やしていく。
各サンプルにはQRコードを付けてあり、 スタジオ内のiPadで読み込むとサンプル情報や加工工程の動画を見ることができる。今期はアルミ、 土、ブロンズ、ステンレスの4つのブースを用意し、季節ごとに入れ替える。槌目加工体験コーナーも設けた。
9日のプレオープンで宇津野嘉彦社長は「工場に検査や見学で来られたデザイナーやアーキテクトにこれまでやってきた素材と仕上げ、加工を肌で感じていただくスペースにしたいと思った。さらに実際の加工も体験していただくことを目的に開設した」と経緯を説明。
公式ブログ
【菊川工業】サンプル室にショールーム機能をプラスした『Studio K+』誕生! 顧客との関係性を強化
[ 2019-04-10 ]