【菊川工業】塗装工場の設備を増設 塗装・仕上げ工程の内製化で品質管理向上へ! | 建設通信新聞Digital

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【菊川工業】塗装工場の設備を増設 塗装・仕上げ工程の内製化で品質管理向上へ!

 菊川工業(宇津野嘉彦社長)は7日、千葉県白井市のキクカワテクノプラザの設備を増設・強化し、増設部の起動式を行った。増設によって同社は、アルミ下処理の内製化を可能とした。
 アルミ下処理は、素材の表面状態の調整や塗料の密着度を向上するための前処理。素材を専用液が入った複数の槽に浸していくことで、表面の油分と汚れなどを除去し、被膜を生成する。
 塗装工場増設の狙いは、顧客意匠や新規ニーズを実現する対応力向上の一環として、アルミ化粧建材製作の要である仕上げ力を強化する点にある。増設によって、これまで同社内での対応が難しかったアルミ材の塗装仕上げや、環境への負荷が低いことから今後増加の見込まれる粉体塗装への対応を可能とした。
 宇津野社長は「これまで、品質管理上もっとも苦労してきた塗装・仕上げ工程を内製化することで、お客さまの満足度向上に貢献できる体制・整備が進んだと考えている」とコメントした。

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