動画はこちらから
関東建設インテリア事業協同組合(ジェイシフ関東、高野寅吉理事長)は11月15-17日、東京都江東区の東京ビッグサイトで「第34回ジェイシフ全国技能競技大会」を開いた。全国から集まった精鋭が高度な技術を競い合う壁装仕上作業(ビニールクロス・壁紙など)、床仕上作業(長尺シート・塩ビタイルなど)の2競技と、カーペット施工のデモンストレーションなどを実施し、多くの来場者に内装仕上工事の魅力を発信した。
大会は昨年に引き続き、日本インテリア協会と日本能率協会が主催する国際インテリア見本市「JAPANTEX2023」の会場内で開かれた。15日の壁装仕上競技はJAPANTEXの開会式でテープカットを行われた高円宮妃久子さまもご覧になられた。また、ソー・ハン駐日ミャンマー大使も競技ブースを訪れ、懸命に作業するミャンマー出身選手を見守った。
壁装仕上競技には、ミャンマー出身の5人を含む13人が出場した。厳正な審査の結果、ミャンマー出身のウイン・ミィン・トンさん(兼藤、ジェイシフ関東)が優勝し、外国人初の栄冠を手にした。準優勝には寺尾佳晃さん(岩野商会、ジェイシフ信越)、3位には篠栄一さん(栗田屋、ジェイシフ関東)が選出された。
16日の床仕上競技には16人の選手が参加し、菊地哲文さん(アラゼン、ジェイシフ北海道)が優勝に輝いた。準優勝には田中明さん(つきの、ジェイシフ九州)、3位には中島裕幸さん(高野、ジェイシフ関東)が選ばれた。
17日には床仕上施工講習会(体験会)とカーペット施工のデモンストレーションが実施された。体験会には中央工学校建築室内設計科2年生の28人が参加し、ものづくりの楽しさを体感した。