【草刈りアート】「アラカワ100th」荒川下流河川事務所大凧揚げ大会でお披露目 | 建設通信新聞Digital

5月21日 火曜日

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【草刈りアート】「アラカワ100th」荒川下流河川事務所大凧揚げ大会でお披露目


 
 関東地方整備局荒川下流河川事務所(出口桂輔所長)と関口工業は、荒川放水路通水100周年を記念して、東京都葛飾区の荒川左岸9.5~10㎞付近の堤防法面に草刈りアートを制作した。13日の葛飾大凧揚げ大会で、「アラカワ100th」の巨大文字をお披露目した。

 関口工業は、「R5小名木川管内左岸維持管理工事」を請け負っており、草刈りアートは同社から荒川下流河川事務所に提案した。利用者の多い河川にアートを出現させることで、今年迎える荒川放水路100年の歴史を知ってもらう機会を創出する。

 作業の流れとして、「アラカワ100th」の3Dデータを作成し、グーグルアースで草刈りアートの起終点位置を想定して座標を計測した。グーグルアースにデータを配置し、トータルステーションで現地測量後、無線操縦草刈り機を用いて除草した。

 出口所長は「荒川の将来を考えていただける年にしたいと思っている中、多くの人に知ってもらう取り組みとしての新しいチャレンジだ。今後もフィールドを提供していきたい」と述べた。

 現場は、堀切菖蒲園駅と堀切駅から河川敷にアクセスできるほか、東京スカイツリーの展望台からも見られる位置となっている。今後は、文字のライトアップなども検討している。
 

 

 

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