【JR和歌山駅前】24年度にも協力者公募、31年度完成目指す/友田町3丁目再開発 | 建設通信新聞Digital

5月15日 水曜日

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【JR和歌山駅前】24年度にも協力者公募、31年度完成目指す/友田町3丁目再開発

地区の現況

 和歌山市のJR和歌山駅前にある「友田町3丁目地区」を対象とした市街地再開発が始動した。2031年度の再開発ビル完成が目標で、24年度にも事業協力者の募集に着手したい考えだ。事業コーディネーターとして都市問題経営研究所と、スポーツ・ローカル・アクト(東京都中央区)が参画している。

 23年12月9日付で、「和歌山駅前友田町3丁目地区市街地再開発準備組合」(加藤正祐理事長)が発足。具体的なまちづくり計画の策定と、実現に向けて活動を本格化させた。組合員数は15人。再開発ビルの規模や機能、整備スケジュールなど詳細は未定だ。24年度に事業協力者を募集し、都市計画決定と本組合の設立に向け、検討を加速させる。

 事業の対象は、JR和歌山駅から西に約300mの場所にある同市友田3。幹線道路(けやき大通り)に面しているものの、地区内の建物の多くが老朽化し、耐震性に問題を抱えている。

 22年1月に地元関係者などで構成する「再開発勉強会」が発足、まちづくりの課題について検討を進めてきた。
 

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