【グラングリーン大阪】「先行まちびらき」9月6日/27年度に全体完成 | 建設通信新聞Digital

5月9日 木曜日

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【グラングリーン大阪】「先行まちびらき」9月6日/27年度に全体完成

完成イメージ


 みどりとイノベーションの融合拠点を目指して–。大阪・梅田のうめきた2期区域(グラングリーン大阪)の「先行まちびらき」が、9月6日に決まった。都市公園の南側エリアや北街区の賃貸棟などが供用を開始する。全体まちびらきは、2027年度を見込む。

 グラングリーン大阪の開発に当たっている都市再生機構(UR)と大阪府、大阪市、JR西日本、三菱地所を代表企業とする「グラングリーン大阪開発事業者」などが2月26日発表した。

 グラングリーン大阪(約9ha)のうち、URと大阪市が整備主体となっている都市公園(うめきた公園、面積4.5ha)は、南側の「サウスパーク」全体と、北側「ノースパーク」の一部が供用する。設計は日建設計(基本実施設計)と三菱地所設計(基本設計)、施工は大林組・竹中工務店・竹中土木JVが担当している。

うめきた2期区域の現況


 グラングリーン大阪開発事業者が担当している南・北街区工事のうち、北街区賃貸棟(総延べ6万4200㎡)がオープンする。設計は日建設計と竹中工務店、施工は竹中工務店と大林組で結成するうめきた2期共同企業体が担当している。このほか西口広場のうち、「うめきたグリーンプレイス」の歩行者デッキもあわせて供用させる。

 先行まちびらきの後は、25年春に南街区賃貸棟(総延べ31万4250㎡)が開業する。同棟の設計は三菱地所設計と日建設計、大林組、竹中工務店、施工はうめきた2期共同企業体。

 基盤整備完了は、26年度末を予定している。うめきた公園全体の開園は27年春を目指している。

 グラングリーン大阪は18年7月に民間開発事業者が決定、20年から開発工事が本格化した。

 

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