コクヨは14日、2026年4月に本社を現在の大阪市東成区から、多くの企業が集積する梅田の「グラングリーン大阪」(大阪市北区大深町5番54号)のパークタワー14階に移転することを公表した。

　同社の目指す「自律協働社会」の実現に向けて、“人”と“企業”の新たなつながりを生むオフィスとなるよう、東成区の本社と梅田オフィスの2拠点に分かれていた部門をこれで1フロアに集約。働き方や働く環境で人と企業をつなぐ実験的な取り組みを行うことで、自律協働社会の実現と、さらなる事業成長の実現を目指す。働く現場の見学ができる「ライブオフィス」機能を生かし、西日本エリアでのファーニチャー事業の拡大にもつなげたい考えだ。

　本社移転で空室となる現本社の土地と建屋の資産は、売却も含めて活用方法を今後も検討するという。
　

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