【警視庁と協議】現庁舎跡地に小松川署、機能複合化など/江戸川区 | 建設通信新聞Digital

5月22日 水曜日

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【警視庁と協議】現庁舎跡地に小松川署、機能複合化など/江戸川区

江戸川区役所(24年4月)


 東京都江戸川区は、区役所本庁舎の跡地を、小松川警察署の移転先とする方向で協議を進める方針を明らかにした。庁舎の移転は2031年を予定しており、区は地元住民の意見を踏まえ、機能の複合化や移転後の速やかな建設を要望しながら、警視庁との協議を進めていく見通しだ。

 区では、地元町会などからなる「本庁舎跡地の活用に係る勉強会」を19年から22年にかけて8回開いた。この中で庁舎移転後の地区のにぎわい維持、防災機能の導入などの意見が挙がっていた。

 区はこれを受け、跡地は官公署による活用が望ましいと判断した。今後は警視庁と協議し、具体的な内容の調整を図る。

 現庁舎の所在地は中央1-4-1。敷地面積は約7500㎡で、規模は延べ1万7429㎡。

 小松川警察署は、1976年に建設され、老朽化が進んでいる。所在地は松島1-19-22。

 新庁舎の移転計画は区内で進む「船堀四丁目地区第一種市街地再開発事業」の一環として計画されており、準備組合は24年度内の組合設立認可、25年度の権利変換計画認可を目指している。
 

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