LIXILは、金沢大学、間仕切りメーカーのコマニーと「オフィストイレのオールジェンダー利用に関する研究会」を発足した。トイレ利用に困難を感じている性的マイノリティーらの意見を集め、より広いニーズに答えるユニバーサルデザインのオフィストイレを追求する。8月から活動を始めた。
性的マイノリティーの差別禁止が社会的」な課題となり、男女共用トイレの設置も進む。一方で、顔見知り同士が使うオフィストイレでは、単に男女共用トイレを設けるだけでは解決できない問題も多く、詳細調査に取り組む。
LIXILは昨年4月、特定非営利活動法人虹色ダイバーシティとの共同調査で、性自認によっては職場でのトイレ利用が困難であると明らかにした。2020年の東京五輪を見据え、訪日外国人や性的マイノリティーのニーズに対応すべく調査を進める。
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【オフィストイレ】LIXILらがオールジェンダー利用に向けて研究会を発足
[ 2017-08-18 ]