【第2回ジャパンSDGsアワード】衛生的なトイレを世界に LIXILが外務大臣賞を受賞 | 建設通信新聞Digital

5月5日 日曜日

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【第2回ジャパンSDGsアワード】衛生的なトイレを世界に LIXILが外務大臣賞を受賞

 LIXILは、第2回「ジャパンSDGsアワード」でSDGs推進副本部長(外務大臣)賞を受賞した。同賞では、全閣僚を構成員とする持続可能な開発目標(SDGs)推進本部が、国連で採択されたSDGs達成に向けて、優れた取り組みを行う企業などを表彰している。

官邸で開かれた授賞式後の記念撮影

 LIXILは、継続的に衛生的なトイレを世界中に届けるため、官民連携を通してトイレによる社会・衛生環境問題解決に活動してきた。
 今回の受賞では、革新的で低価格な開発途上国向け簡易式トイレシステム「SATO」製品の開発、現地での生産・販売体制の構築・雇用促進、インフラ整備・衛生意識改革のために国際機関やNGOと協働で行ってきたアドボカシー活動、トイレ1台購入につき「SATO」を1台寄付する「みんなにトイレをプロジェクト」などビジネスを通した課題解決に貢献している点が評価された。
 同社のJin Montesano専務役員は今回の受賞について「現在、世界ではおよそ3人に1人が、安全で衛生的なトイレのない生活を送っている。当社では、すべての人が安全で衛生的なトイレを利用できる世界を目指し、SATOトイレシステムを通じて持続可能なソリューションの提供を続けていきたい」とコメントした。
 同社ではコーポレート・レスポンシビリティ戦略の1つに「グローバルな衛生課題の解決」を掲げ、2020年までに1億人の衛生環境を改善することを目標としている。

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