【概算整備費、最大197億】6月上旬にも公告/大津市庁舎の移転建て替え | 建設通信新聞Digital

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【概算整備費、最大197億】6月上旬にも公告/大津市庁舎の移転建て替え

現在の大津市庁舎


 大津市は、市役所庁舎の移転建て替えに向け、基本計画策定業務の公募型プロポーザルを6月上旬にも公告したい考えだ。7月中の契約を予定している。2024年度末までに計画案をまとめ、パブリックコメントを経て、25年度に策定する。

 その後のスケジュールは基本計画に盛り込む予定で、現時点では決まっていない。佐藤総合計画が担当して22年度に策定した基本構想によると、基本・実施設計に3カ年、工事に3年以上を要するとしている。

 事業では、市役所庁舎の新館を継続使用しつつ耐震性能が不足している本館と別館に代わる新庁舎を整備する。想定規模は延べ4万-4万5000㎡。概算整備費用は166億-197億5000万円を見込む。

 皇子山総合運動公園(御陵町)を建設候補地として、計画の作成を進める。24年度予算には業務委託を名目とした25年度までの債務負担行為として、限度額2585万円を設定した。

 現在の大津市庁舎は、本館(SRC造地下1階地上5階建て延べ1万5160㎡、1967年完成)、別館(同地下1階地上3階建て延べ6251㎡、71年完成)、新館(同地下1階地上7階建て延べ1万0948㎡、89年完成)、第2別館(RC造地下1階地上2階建て延べ1273㎡、93年完成)で構成している。

 庁舎整備検討の詳細調査支援業務は、地域計画建築研究所が担当している。

 

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