【滋賀・大津市の新庁舎】候補地は皇子山運動公園、最大197.5億程度/24年度に基本計画プロポへ | 建設通信新聞Digital

5月16日 木曜日

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【滋賀・大津市の新庁舎】候補地は皇子山運動公園、最大197.5億程度/24年度に基本計画プロポへ

現在の大津市庁舎


 大津市は、市役所庁舎の移転建て替えについて、建設候補地を皇子山総合運動公園(御陵町)に絞り込んだ。2024年度には基本計画の作成に着手する予定で、予算案には業務委託を名目とした25年度までの債務負担行為として、限度額2585万円を設定した。委託先の選定手法はプロポーザルになる見込み。計画策定の時期は現在検討中だ。

 設計以降のスケジュールは示していないが、佐藤総合計画が担当して22年度に策定した基本構想によると、基本・実施設計に3カ年、工事に3年以上を要するとしている。

 事業では、市役所庁舎の新館を継続使用しつつ耐震性能が不足している本館と別館に代わる新庁舎を整備する。想定規模は延べ4万-4万5000㎡。概算整備費用は166億-197億5000万円を見込む。

 現在の大津市庁舎は、本館(SRC造地下1階地上5階建て延べ1万5160㎡、1967年完成)、別館(同地下1階地上3階建て延べ6251㎡、71年完成)、新館(同地下1階地上7階建て延べ1万0948㎡、89年完成)、第2別館(RC造地下1階地上2階建て延べ1273㎡、93年完成)で構成している。

 庁舎整備検討の詳細調査支援業務は地域計画建築研究所が担当している。

 

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