【286億の大成Gと123億の清水Gに】国際会議場改修DB/名古屋市 | 建設通信新聞Digital

5月21日 火曜日

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【286億の大成Gと123億の清水Gに】国際会議場改修DB/名古屋市

 名古屋市観光文化交流局は、DB(設計施工一括)方式を採用する「名古屋国際会議場1号館等改修事業」「同2~4号館等改修事業」を総合評価一般競争入札した結果、1号館は286億3600万円(税別、以下同)で大成建設・日建設計・太啓建設・中部土木グループ、2~4号館は123億4500万円で清水建設・青島設計グループに決めた。ともにWTO対象工事。

現在の1号館センチュリーホール


 竣工から約35年が経ち、施設や設備が老朽化していることから、正面広場を含む1号館と2~4号館などを改修する。1号館の規模はSRC・RC・S造地下2階地上7階建て延べ4万2281㎡で、3012席のセンチュリーホールやイベントホールなどが入る。2号館はSRC造3階建て延べ9193㎡、3号館はSRC造地下1階地上3階建て延べ4093㎡、4号館は同9334㎡。所在地は熱田区熱田西町ほかの敷地9万8168㎡。

 2027年1月までに設計・建設を終え、同4月に供用する予定だ。

 同会議場の改修はRO(改修・運営)方式を採用し、BTO(建設・譲渡・運営)方式による新5号館(仮称)(延べ約1万2900㎡)の建設と合わせて実施する予定だったが、2度入札中止となったため、改修事業を先行して実施する。新施設建設は入札時期や事業手法などを改めて検討している。

 

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