三菱地所は、ベトナム・ハノイ市の大型分譲マンション開発事業2件に参画する。「Lumi Hanoi」(ルミ・ハノイ)と「The Senique Hanoi」(ザ・セニーク・ハノイ)で、ともに2026年以降、順次竣工する。
ルミ・ハノイは、同国の大手デベロッパー2社が計画しているプロジェクトで、地下1階地上29-35階建て9棟、分譲住宅3950戸、分譲ショップハウス60戸となっている。フランスの建築家ジャン・フランソワ・ミロー氏が率いる「スタジオ・ミロ―」がコンセプトデザインを担当した。既に24年第1四半期に地下工事に着手済みで、26年以降に順次竣工する。
ザ・セニーク・ハノイは、野村不動産と同国大手デベロッパーの3社で開発する。27階建て3棟、分譲住宅2150戸の計画となっている。共用施設として50mプールやジム、コワーキングスペースなどを設ける。24年第3四半期の着工、27年の竣工を目指す。ともに環境認証の「EDGE Certified」を取得する予定。