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関東建設インテリア事業協同組合(ジェイシフ関東、高野寅吉理事長)と日本建設インテリア事業協同組合連合会(ジェイシフ、岩野彰会長)は11月20-22日、東京都江東区の東京ビッグサイトで「第35回ジェイシフ全国技能競技大会」を開いた。壁装仕上げ作業(ビニールクロス・壁紙など)とプラスチック系床仕上げ作業(長尺シート・塩ビタイルなど)の2競技で、全国から集まった精鋭が高度な技術を競い合った。最終日には、カーペット施工のデモンストレーションなどを実施し、来場者に内装仕上工事の魅力を発信した。
大会は、日本インテリア協会と日本能率協会が主催する国際インテリア見本市「JAPANTEX2024」の会場内で開かれた。JAPANTEXの会場での開催は3年目となり、イベントの目玉企画として定着しつつある。競技ブースは連日、多くの来場者でにぎわった。
20日の壁装仕上げ競技には、女性4人とミャンマー出身の2人を含む15人が出場し、熱戦を繰り広げた。厳正な審査の結果、空尾大和さん(文創、ジェイシフ中部)が接戦を制して優勝した。準優勝は村瀬歩未さん(文創、同)、3位は寺尾佳晃さん(岩野商会、ジェイシフ信越)だった。敢闘賞には黒澤あゆみさん(松坂屋建材、ジェイシフ関東)が選ばれた。
21日の床仕上げ競技ではミャンマー出身者1人を含む16人が出場し、長尾剛宏さん(リック、ジェイシフ近畿)が優勝に輝いた。準優勝には坂上文哉さん(つきの、ジェイシフ九州)、3位には齋藤智也さん(TSH、ジェイシフ関東)が入賞した。敢闘賞は坂井陽人さん(ファインプレー、同)に贈られた。
22日には壁装・床仕上げ施工の講習会(体験会)とカーペット施工のデモンストレーションが実施された。体験会には中央工学校と東京テクニカルカレッジの生徒計71人が参加した。