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【街づくりデザイン賞】大賞はSHIMINT HIROSHIMA/広島市

(提供=NEW HIROSHIMA GATEPARK)


 広島市は、街を魅力的にしている建物や看板、活動などを広く募集し、その中から特に優れたものを表彰する「第19回ひろしま街づくりデザイン賞」の受賞作品を発表した。大賞には、NEW HIROSHIMA GATEPARKの「SHIMINT HIROSHIMA」が選ばれた。そのほか、各部門から10の作品、活動などが部門賞を受賞した。
 同賞は、募集から選考・表彰までを2カ年にわたって実施。受賞者選考審議会が建築物(一般)、個人住宅、アート、広告、花と緑、街並み、景観まちづくり活動の7部門の募集作品から部門賞を選考し、この中から大賞を選定する。

 大賞の「SHIMINT HIROSHIMA」は、旧広島市民球場跡地にオープンした市民公園ひろしまゲートパーク。多彩なイベントが開催されるイベント広場を囲む商業施設で構成されている。施主はNEW HIROSHIMA GATEPARK。設計施工は大成建設が担当した。

 選考理由は「旧市民球場の形状をうまく使い、広場を囲む形で建物を分散配置することで、敷地の持つ歴史を継承しつつ、さまざまな方向から広場へのアプローチを可能とするなど、人の動きと広場との関係を上手にデザインした秀逸な配置計画で広島都心部に新たなにぎわい空間をつくり出している」としている。

 受賞作品の表彰式は2025年1月22日、紙屋町シャレオで開かれる。会場には各作品のパネルを展示する。

 受賞作品は次のとおり。
 〈大賞〉
 ▽SHIMINT HIROSHIMA(街並み部門)。

 〈部門賞〉
 ▽VOXEL APARTMENT(建築物・一般部門)▽世界で一番、静かでうるさい地下通路(アート部門)▽ユリハーブ園(花と緑部門)▽MUSIMPANEN(同)▽まちなか西国街道推進事業(景観まちづくり活動部門)▽広島JPビルディング(建築物・一般部門)▽光と緑があふれる事務所併用住宅(個人住宅部門)▽石内の家(同)▽広島赤十字・原爆病院メモリアルパーク(アート部門)▽SATONOWAヴェルコート牛田早稲田(街並み部門)。


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