東京都葛飾区は、新小岩駅周辺のまちづくり状況を明らかにした。南口西側エリアでは、2025年度にまちづくりの将来像や方向性を示す「(仮称)新小岩駅南口まちづくり構想」の策定を目指している。北口地区では、街区ごとにまちづくり手法を検討する方針だ。
南口西側エリアの対象区域は、新小岩1-28ほかの敷地約1.9ha。22年度から権利者を対象とするまちづくり勉強会を開いてきた。2月に公表したまちづくり構想案では、将来像として「来街者を誘引する持続可能な活力とにぎわい拠点」とした。まちづくりのテーマとして、「持続可能で求心力のあるにぎわいのまち」「個性・文化を活かした回遊・交流を生むまち」「災害に強く、安全・安心なまち」を掲げた。実現するための手法として、地区計画、電線・電柱の地中化、再開発事業などを挙げている。
南口では再開発の動きもある。同駅南口地区第一種市街地再開発事業のA街区では、当初想定していなかったアスベスト除去工事の増加や地下構造物の判明により、新築工事着手時期を4月から8月に変更。完成予定時期を2028年1月とした。S一部RC造地下1階地上9階建て延べ5983㎡と、同地下2階地上11階建て延べ1805㎡の複合施設2棟を整備する。既存建物の解体工事を田中建設工業が実施しており、7月までの完了を目指す。
B街区には、543戸のタワーマンション(地下2階地上39階建て延べ約7万1730㎡、高さ約160m)の建設を予定している。B街区や駅前広場の工事は、特定業務代行者の選定を視野に入れた検討を実施する予定だ。
北口地区では、23年9月にまちづくり検討準備組織として「新小岩北口ReDESIGN会議」が設立された。対象区域は、西新小岩1ほかの敷地約4.8ha。会議は、24年10月に「新小岩北口まちづくり構想」を策定した。街区について、蔵前橋通り(都道315号)や平和橋通り(同308号)沿いを高度利用が一般的に考えられる幹線道路沿道街区のほか、駅前街区などへの区分を想定している。街区ごとに地区計画や再開発などのまちづくり手法を検討し、まちづくり構想の実現を目指す。
南口西側エリアの対象区域は、新小岩1-28ほかの敷地約1.9ha。22年度から権利者を対象とするまちづくり勉強会を開いてきた。2月に公表したまちづくり構想案では、将来像として「来街者を誘引する持続可能な活力とにぎわい拠点」とした。まちづくりのテーマとして、「持続可能で求心力のあるにぎわいのまち」「個性・文化を活かした回遊・交流を生むまち」「災害に強く、安全・安心なまち」を掲げた。実現するための手法として、地区計画、電線・電柱の地中化、再開発事業などを挙げている。
南口では再開発の動きもある。同駅南口地区第一種市街地再開発事業のA街区では、当初想定していなかったアスベスト除去工事の増加や地下構造物の判明により、新築工事着手時期を4月から8月に変更。完成予定時期を2028年1月とした。S一部RC造地下1階地上9階建て延べ5983㎡と、同地下2階地上11階建て延べ1805㎡の複合施設2棟を整備する。既存建物の解体工事を田中建設工業が実施しており、7月までの完了を目指す。
B街区には、543戸のタワーマンション(地下2階地上39階建て延べ約7万1730㎡、高さ約160m)の建設を予定している。B街区や駅前広場の工事は、特定業務代行者の選定を視野に入れた検討を実施する予定だ。
北口地区では、23年9月にまちづくり検討準備組織として「新小岩北口ReDESIGN会議」が設立された。対象区域は、西新小岩1ほかの敷地約4.8ha。会議は、24年10月に「新小岩北口まちづくり構想」を策定した。街区について、蔵前橋通り(都道315号)や平和橋通り(同308号)沿いを高度利用が一般的に考えられる幹線道路沿道街区のほか、駅前街区などへの区分を想定している。街区ごとに地区計画や再開発などのまちづくり手法を検討し、まちづくり構想の実現を目指す。