熊谷組の台湾現地法人である華熊営造は18日、創立50周年を記念し、台北市の台北南港展覧館2号館で祝賀会を開いた。式典には、台湾政府関係者や取引先、熊谷組の幹部、社員など約400人が参加し、盛大に祝った。1974年の設立以来、新光三越ビル、台北金融センター101、陶朱隠園(タオヂュインユェン)住宅など台北のシンボルとなるプロジェクトを手掛けてきた同社の実績を振り返りながら、さらなる成長、発展を誓い合った。
あいさつに立った熊谷組の上田真社長は「次の100年に向け、董事長が目指す『台湾になくてはならない企業』として台湾社会に貢献できるよう、グループ一丸となって頑張っていきたい」と述べた。
続いて、台北市の張温徳副市長をはじめ、取引先などが祝辞を寄せた。
華熊営造の新屋忠彦董事長は「今後、台湾の建設会社として『一段上』のレベル、脱日系建設会社を目指す。100周年を迎えるために、安全・品質ナンバーワンを目標に掲げ、実践していく。常に顧客に寄り添ってものづくりの現場を運営する。また、社員とその家族の幸福向上を目指した企業であり続ける。誠実さ・勤勉であることも忘れない。台湾社会で市民に愛され、必要とされる会社になる」と決意を示した。
その後、鏡開きを行い、上田社長の発声で乾杯した。戦鼓や獅子舞、先住民族の踊りのパフォーマンスなどがあった。
熊谷組は69年、同国の重要インフラである達見ダム(徳基ダム)の建設工事に参入し、74年に現地法人として華熊営造を設立した。橋梁、高速道路のほか、半導体工場、都市部事務所ビル、商業施設、高級住宅などの建設に携わってきた。現在は、台北駅前の新たなランドマークとなる「雙子星台北駅前ツインビル」の建設を進めている。
あいさつに立った熊谷組の上田真社長は「次の100年に向け、董事長が目指す『台湾になくてはならない企業』として台湾社会に貢献できるよう、グループ一丸となって頑張っていきたい」と述べた。
続いて、台北市の張温徳副市長をはじめ、取引先などが祝辞を寄せた。
華熊営造の新屋忠彦董事長は「今後、台湾の建設会社として『一段上』のレベル、脱日系建設会社を目指す。100周年を迎えるために、安全・品質ナンバーワンを目標に掲げ、実践していく。常に顧客に寄り添ってものづくりの現場を運営する。また、社員とその家族の幸福向上を目指した企業であり続ける。誠実さ・勤勉であることも忘れない。台湾社会で市民に愛され、必要とされる会社になる」と決意を示した。
その後、鏡開きを行い、上田社長の発声で乾杯した。戦鼓や獅子舞、先住民族の踊りのパフォーマンスなどがあった。
熊谷組は69年、同国の重要インフラである達見ダム(徳基ダム)の建設工事に参入し、74年に現地法人として華熊営造を設立した。橋梁、高速道路のほか、半導体工場、都市部事務所ビル、商業施設、高級住宅などの建設に携わってきた。現在は、台北駅前の新たなランドマークとなる「雙子星台北駅前ツインビル」の建設を進めている。