兵庫県立がんセンターが起工/最先端の医療を提供 | 建設通信新聞Digital

5月15日 木曜日

関西

兵庫県立がんセンターが起工/最先端の医療を提供

完成イメージ
鎌入れする藤田取締役副社長執行役員
鋤入れする齋藤知事
鍬入れする川上副社長執行役員大阪本店長
西海茂輝兵庫がんセンター建築JV工事事務所所長
【設計=山下設計、施工=大林組・大鉄工業・関西建設工業JV】
 兵庫県が明石市に整備する兵庫県立がんセンター建設工事の安全祈願祭と起工式が14日、現地で開かれた。齋藤元彦兵庫県知事ら関係者が参加し、工事の無事故・無災害を祈願した。設計は山下設計、施工は大林組・大鉄工業・関西建設工業JVが担当する。工期は2027年10月29日まで。
 神事では、藤田衛山下設計取締役副社長執行役員が鎌入れ、齋藤知事が鋤(すき)入れ、川上宏伸大林組副社長執行役員大阪本店長が鍬(くわ)入れした。
 起工式で、齋藤知事は「県民の命を守り、充実した最先端のがん医療を提供するリーディングホスピタルを目指したい」とあいさつした。
 山下設計の藤田取締役副社長執行役員は「パークホスピタルとして自然と一体となり、患者中心の空間を実現できるよう設計した」と述べた。
 大林組の川上副社長執行役員大阪本店長は「所長のリーダーシップの下、関係各社の総力を結集し、万全の体制で工事に取り組みたい」と話した。
 がんセンターの規模は、免震構造のRC造7階建て延べ4万1302㎡。建設地は、明石市北王子町13-70。
 西海茂輝兵庫がんセンター建築JV工事事務所所長(大林組)の話「安全に配慮し、しっかりとした建物をお渡しできるよう努めたい」