7月に一般入札/一体型小中校整備/岐阜県白川町 | 建設通信新聞Digital

5月21日 水曜日

中部・北陸

7月に一般入札/一体型小中校整備/岐阜県白川町

 岐阜県白川町は、施設一体型小中学校建設工事の一般競争入札を7月に公告する予定だ。9月中旬の着工、2027年度末の完成を目指す。25年度予算には、整備関連費として27年度までの継続費36億9800万円を設定した。
 建設地は、白川中学校(河岐1830)の敷地1万6748㎡。まず、普通教室などが入る校舎(RC一部木造2階建て延べ約3000㎡)の工事に着手し、26年11月ごろに完成させる。新施設供用後、現白川中校舎を解体し、跡地に美術室などの特別教室を含む校舎(同1500㎡)を整備する。解体は校舎の施工者と随意契約する予定だ。工期は28年3月まで。
 設計は大建設計(岐阜市)が担当した。
 同町内には現在、白川、蘇原、黒川、佐見の4小学校と白川、黒川の2中学校がある。29年度までに白川小と蘇原小、白川中と黒川中をそれぞれ統合し、新たに建設する施設一体型小中学校に移転する。将来的には、義務教育学校「美濃白川学園(仮称)」に切り替える方針だ。