三重県/トーマツを特定/洋上風力の港湾活用調査 | 建設通信新聞Digital

6月7日 土曜日

中部・北陸

三重県/トーマツを特定/洋上風力の港湾活用調査

 三重県は、「洋上風力発電に係る県内港湾活用可能性調査業務委託」の企画提案コンペを実施した結果、トーマツを最優秀提案者に特定した。4者が参加した。2727万2652円(税込み)を上限に、6月内に契約する予定だ。
 県は、2022年度に再生可能エネルギーのポテンシャル調査、23年度に洋上風力発電に係る港湾整備調査、24年度に洋上風力発電に係る新産業創出の可能性調査・検討を実施している。
 今回の業務では、これまでの調査結果を踏まえ、国内外の洋上風力発電導入事例(着床式・浮体式)や港湾整備事例、技術動向、洋上風力・港湾に関する国の検討内容、県内・近隣県港湾のポテンシャルなどを調査する。国が整理する三つの港湾類型(産業集積港、基地港湾、O&M港湾)への適性を評価し、検討対象港湾を設定する。経済波及効果や費用対効果、リスクなどを分析し、港湾活用の選択肢を提示する。
 履行期間は26年2月27日まで。