三菱地所と清水建設は16日、東京都千代田区の東京駅日本橋口前で建設する「Torch Tower(トーチタワー)」の鎮物埋納式を開いた。完成時期は、地下工事での地中障害の影響により、想定から2カ月ほど遅れた2028年5月ごろを予定しているとした。=1面参照
埋納式では、三菱地所TOKYOTORCH事業部の上田寛氏、設計を担当する三菱地所設計の大草徹也副社長、施工に当たる清水建設常盤橋プロジェクト副総支配人の仲林清文氏が、鎮物埋納の儀を執り行った。
地下の最大深さは、10階建てのマンションに相当する31m。そのうち20mは既存建物が残っており、地下躯体を解体しつつ掘削工事を進めている。
周辺地盤・インフラへの影響や工程短縮を考慮し、外周部を逆打ち、中央を順打ちとする「Shimzハイブリッド逆打ち工法」を採用した。これに伴い、清水建設と丸五基礎工業は共同で「花びら拡底杭」を開発した。杭中心から離れた位置で拡底掘削を実施する「偏心拡底掘削技術」を採用しており、従来の倍の1本当たり1万tを支えることが可能となる。
低層部は、斜めの柱で構成され、施工難易度が高いダイヤグリッド構造を採用する。必要な仮設や施工手順などを3Dで検証し、千葉県袖ケ浦市で仮組みを組み立てた。
最大で2フロアを10日間ほどで整備することを想定。資材など搬入の効率化も図る。
トーチタワーの規模は、地下4階地上62階建て延べ約55万3000㎡。最高高さは385mで、。日本一の高さとなる。低層部に店舗や広場、ホールなど、中層部にオフィス、高層部に展望施設や大手町・丸の内・有楽町エリア初となる賃貸レジデンスのほか、ウルトララグジュアリーホテルブランド「ドルチェスター・コレクション」を誘致した。
大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業(街区名称=TOKYO TORCH)の敷地面積は約3.1ha。トーチタワー(B棟)のほか、常盤橋タワー(A棟)、変電所棟(C棟)、下水道局棟(D棟)の4棟で構成し、街区全体の総延べ床面積は74万㎡となる。
埋納式では、三菱地所TOKYOTORCH事業部の上田寛氏、設計を担当する三菱地所設計の大草徹也副社長、施工に当たる清水建設常盤橋プロジェクト副総支配人の仲林清文氏が、鎮物埋納の儀を執り行った。
地下の最大深さは、10階建てのマンションに相当する31m。そのうち20mは既存建物が残っており、地下躯体を解体しつつ掘削工事を進めている。
周辺地盤・インフラへの影響や工程短縮を考慮し、外周部を逆打ち、中央を順打ちとする「Shimzハイブリッド逆打ち工法」を採用した。これに伴い、清水建設と丸五基礎工業は共同で「花びら拡底杭」を開発した。杭中心から離れた位置で拡底掘削を実施する「偏心拡底掘削技術」を採用しており、従来の倍の1本当たり1万tを支えることが可能となる。
低層部は、斜めの柱で構成され、施工難易度が高いダイヤグリッド構造を採用する。必要な仮設や施工手順などを3Dで検証し、千葉県袖ケ浦市で仮組みを組み立てた。
最大で2フロアを10日間ほどで整備することを想定。資材など搬入の効率化も図る。
トーチタワーの規模は、地下4階地上62階建て延べ約55万3000㎡。最高高さは385mで、。日本一の高さとなる。低層部に店舗や広場、ホールなど、中層部にオフィス、高層部に展望施設や大手町・丸の内・有楽町エリア初となる賃貸レジデンスのほか、ウルトララグジュアリーホテルブランド「ドルチェスター・コレクション」を誘致した。
大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業(街区名称=TOKYO TORCH)の敷地面積は約3.1ha。トーチタワー(B棟)のほか、常盤橋タワー(A棟)、変電所棟(C棟)、下水道局棟(D棟)の4棟で構成し、街区全体の総延べ床面積は74万㎡となる。