日鉄興和不動産/多摩地域で開発加速/調布市などに共同住宅 | 建設通信新聞Digital

6月18日 水曜日

関東・甲信越

日鉄興和不動産/多摩地域で開発加速/調布市などに共同住宅

 日鉄興和不動産は、多摩エリアで新たな開発や土地利用に取り組む。東京都調布市などに3棟総延べ約2万㎡の共同住宅を建設する「(仮称)調布市国領町八丁目計画」に2027年1月から着工する予定だ。武蔵野市では、3000㎡の土地を取得していることが市に提出された大規模土地取引行為届出で明らかとなった。
 「(仮称)調布市国領町八丁目計画」は、狛江市と調布市の市境に3棟総延べ約1万9100㎡、住宅戸数約220戸の共同住宅を建設する。設計は長谷工コーポレーション。29年3月の事業完了を目指す。土地利用構想届出書は、17日から縦覧している。
 事業区域は調布市国領町8-9-1ほかと狛江市和泉本町4-1059-4ほかの敷地約9100㎡。このうち約3900㎡を建築面積に充てる。
 武蔵野市では、吉祥寺南町1-2700-32の敷地3160㎡を5月に取得した。用途地域は第一種低層住居専用地域で容積率80%、建ぺい率が50%となっている。市の都市計画マスタープランでは、多様な交流と歩行者中心の魅力的な街並みを重視し、老朽化した施設の更新や地域に根差した商業の活性化を通じて、住み心地の良いまちづくりを目指している。