岐阜県の可茂衛生施設利用組合は、し尿処理施設整備基本構想を公表した。現行のし尿処理施設緑ケ丘クリーンセンター(美濃加茂市牧野1912-2)が老朽化しているため、同敷地内の第3プラントを解体し、汚泥再生処理センターの新設を検討している。日量処理能力は、し尿6キロリットル、浄化槽汚泥127キロリットル。整備費は約40億円、整備後15年間の維持管理費を含む総額は約60億円と試算した。2039年度の供用を目指す。
同組合は、県南東部に位置する美濃加茂市、可児市、坂祝町、富加町、川辺町、七宗町、八百津町、白川町、御嵩町、東白川村、の2市7町1村で構成する。
整備方針は、▽安心・安全・安定的な処理▽脱炭素社会に貢献▽災害に強い▽循環型社会の構築に貢献▽経済性に優れる--の五つを設定した。水処理方式は下水道放流方式(前処理+前脱水+希釈方式)、資源化方式は助燃剤化方式を優位とした。資源化物は同組合で計画している次期ごみ処理施設で利用する。
整備ケースを新設・下水道放流・助燃剤化とする場合、27年度までに基本計画を策定し、PFI等導入可能性調査を実施。31年度までに既存施設を解体・撤去する。測量・地質調査などを実施した後、34、35年度に整備事業者を選定して36年度から着工する。
基本構想策定業務はエイト日本技術開発が担当した。
同組合は、県南東部に位置する美濃加茂市、可児市、坂祝町、富加町、川辺町、七宗町、八百津町、白川町、御嵩町、東白川村、の2市7町1村で構成する。
整備方針は、▽安心・安全・安定的な処理▽脱炭素社会に貢献▽災害に強い▽循環型社会の構築に貢献▽経済性に優れる--の五つを設定した。水処理方式は下水道放流方式(前処理+前脱水+希釈方式)、資源化方式は助燃剤化方式を優位とした。資源化物は同組合で計画している次期ごみ処理施設で利用する。
整備ケースを新設・下水道放流・助燃剤化とする場合、27年度までに基本計画を策定し、PFI等導入可能性調査を実施。31年度までに既存施設を解体・撤去する。測量・地質調査などを実施した後、34、35年度に整備事業者を選定して36年度から着工する。
基本構想策定業務はエイト日本技術開発が担当した。