風波・東北地方の南部と北部が先週末に相次いで梅雨明けした。平年より南部は6日、北部は9日早く… | 建設通信新聞Digital

8月2日 土曜日

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風波・東北地方の南部と北部が先週末に相次いで梅雨明けした。平年より南部は6日、北部は9日早く…

風波
 東北地方の南部と北部が先週末に相次いで梅雨明けした。平年より南部は6日、北部は9日早く、ともに昨年より14日も早かった◆東北ではかつて梅雨時に肌寒い日も多く、こたつを手放せない家庭も少なくなかったが、今年6月の仙台の平均気温は22.8度と過去最高を更新、熱中症による救急搬送者も過去最多となった。他地方に比べて気温が低く“短い夏”といわれた時期は過ぎた◆東北に限らず今や全国どこでも暑さへの対応が不可欠だ。こうした中、この6月から職場での熱中症対策が義務化された◆管理事項は作業員一人ひとりの体調にまで及びハードルは高いが、屋外作業主体の建設業では、もとより万全の対応を講じてきた事業所が多い。他産業も範とすべき先進の取り組みを駆使し、酷暑を無事に乗り越えてほしい。