2025年度日本建築学会大会(九州)が9日、開幕した。今回のメインテーマは『アジアから考える』。アジアの玄関口として成長してきた福岡の地で、次の時代の建築・都市の姿を探る。初日はオンラインで、10日から12日までは福岡市西区の九州大学伊都キャンパスと、同市中央区のアクロス福岡を会場に、記念シンポジウムや学術講演会、建築デザイン発表会などを開く。まちを巡る各種見学ツアーも行う。
9日のオンライン開会式で、小野田泰明日本建築学会会長は「福岡の地は友好だけではなく、戦乱の歴史もある。深い歴史の積層がこの地に数多く残っていて、人々の記憶や文化にもその痕跡を見ることができる。こうした場所で議論し、われわれが建築をベースにどこへ向かっていくべきなのかを考えるのは、時宜を得ている」と語った=写真。
今日10日はアクロス福岡で、シンガポールを拠点に活動する設計事務所WOHAのリチャード・ハッセル氏と、プリツカー賞など数多くの賞を受賞しているレム・コールハース氏の講演会を開く。
大会の開催は今回で126回目となる。
9日のオンライン開会式で、小野田泰明日本建築学会会長は「福岡の地は友好だけではなく、戦乱の歴史もある。深い歴史の積層がこの地に数多く残っていて、人々の記憶や文化にもその痕跡を見ることができる。こうした場所で議論し、われわれが建築をベースにどこへ向かっていくべきなのかを考えるのは、時宜を得ている」と語った=写真。
今日10日はアクロス福岡で、シンガポールを拠点に活動する設計事務所WOHAのリチャード・ハッセル氏と、プリツカー賞など数多くの賞を受賞しているレム・コールハース氏の講演会を開く。
大会の開催は今回で126回目となる。