高市早苗氏が自民党の新総裁に選ばれた際、「ワーク・ライフ・バランス(WLB)を捨てる」という発言が一部メディアで物議を醸した◆発言の一部分だけを切り取り、その部分をたたくというマスコミの常とう手段だが、当の発言は国民、国家のために粉骨砕身して働くという高市氏の強い決意の表れであり、国民に対してWLBを無視して働くように求めたわけではない◆ネット上では、発言を批判的に報じたメディアを逆に批判する声が、案の定、多数を占めた。当然であろう◆さて、建設業界ではWLBの実現に向けた動きが活発化している。公共工事では週休2日制が浸透し、民間工事でも、業界関係者から以前よりも見てくれる(良くなっている)との声を聞くようになった。今後もさらなる進展に期待したい。














