大阪府と大阪市は、2025年日本国際博覧会のヘルスケアパビリオンの跡地について、活用事業者の募集を月末にも開始する。選定手法は公募型プロポーザルで、事業提案内容(レガシーの継承、マスタープランとの整合、実現性など)と価格競争の2段階で審査し、26年夏ごろの選定を想定する。
今年10月に策定した「夢洲第2期区域マスタープラン Ver・2・0」では、パビリオン施設の一部を利用した「先端医療」「国際医療」「ライフサイエンス」に関する事業の実施と情報発信を活用の方向性として示している。
対象地の面積は約1.5ha。土地は売却する。活用に当たっては、ヘルスケアパビリオンの一部(延べ約2000㎡)を残置または敷地内に移築して活用することとしている。活用期間は62年9月までとしている。
大阪ヘルスケアパビリオンの施設規模は、本館棟がS造2階建て延べ8000㎡、ミライのエンターテインメント棟が同平屋建て500㎡。設計は東畑建築事務所、施工は竹中工務店が担当した。
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