【四電工】積算見積・CADソフトに読み込み機能を強化した新バージョン登場 2月から販売開始 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【四電工】積算見積・CADソフトに読み込み機能を強化した新バージョン登場 2月から販売開始

 四電工は、建築設備の積算見積ソフト・CADソフト「CRAFT(クラフト)シリーズ」の新バージョン「見積CRAFT2020」「CRAFT材料拾い2020」「CRAFT CAD Ver.10」を2月から販売開始する予定だ。

見積CRAFT2020の画面イメージ


 同シリーズは、簡単操作・高機能・低価格をコンセプトに同社が自社開発・販売している商品で、1996年から販売を開始し、建築設備業を中心に約6500社が利用している。
 2年に1回のペースでバージョンアップしてきており、今回は積算業務・設備図作成業務の生産性向上を目指し、PDFデータ(見積書・図面)の読み込みや、多くの官公庁で導入されている『営繕積算システム(RIBC)』の見積書データ・材料マスタデータを活用できる機能を新たに登載している。
 建築設備(電気・空調衛生)専用の積算見積ソフトの見積CRAFT2020は、外部データ読み込み機能の強化として、PDFデータの読み込みに対応することでRIBC書式の見積書を自動読み込みするなど、データの活用範囲を広げているほか、国土交通省の積算基準に準拠する共通費の算出処理を強化している。
 CRAFT材料拾い2020はPDF・JPGなどのイメージデータやCADデータを読み込み、指定した材料の数量を計上し、正確な拾い表を作成するソフト。新バージョンでは、設計事務所向け機能として、RIBCの材料マスタをインポートして拾い作業を行い、RIBC連携ファイルにエクスポートする機能を搭載する。
 簡単操作・低価格の入門用建築設備2次元CADソフトのCRAFT CAD Ver.10は、外部データ読み込み機能の強化として、PDFデータをCADデータに変換する。これにより、PDF図面の必要な部分を活用でき、作業時間を短縮できるほか、マルチディスプレー対応により、作業効率アップと作業ストレスの軽減が図れることになる。
 販売価格は、見積CRAFT2020がオープン価格、簡易版の見積CRAFT Light 2020が10万円(税別)、CRAFT材料拾い2020が20万円(同)、CRAFT CAD Ver.10が23万円(同)。問い合わせは同社CAD開発部・電話03-3434-3883(東京)、089-925-1107(松山)。

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