神戸市は、神戸空港島の未活用地の活用について、将来構想策定に向けた検討に着手する。2026年度予算案では3000万円を計上し、空港島に必要な機能について、庁内の他部署とも連携しながら横断的に協議する。構想の策定時期やコンサルタント業務の外部委託の有無は未定。
神戸空港島は、ポートアイランドの南に位置する人工島で、全体面積が272ha、内167haを神戸空港が占めている。残りの105haが産業用地となっているが、公園や道路を除いた約80haのうち、約60haが未活用地となっている。
現段階で方針は決まっていないが、AI(人工知能)などの新産業や神戸独自の産業での活用、にぎわい創出施設用地にするなど、様々な選択肢を模索していく。民間による土地の開発を想定しており、構想策定後は、制度や支援を充実させ、企業が投資しやすい環境を整える。
神戸空港では、25年から国際チャーター便、30年からは国際定期便の運航を始める。神戸市港湾局空港整備課の畔上慧課長は「空港の国際定期便化のめどが立った。次は周辺土地活用のフェーズに移りたい。路線の増便にもつながるような、相乗効果が発揮される開発につなげたい」と話した。
23年には「神戸空港島将来ビジョン策定支援業務委託」をPwCアドバイザリー・神戸デザインセンターJVに委託している。業務内容は周辺のまちづくり事例や市場ニーズの調査、関連企業への聞き取りなど。

