日本アスファルト合材協会(今泉保彦会長)がまとめた2025年度のアスファルト合材統計年報によると、会員以外を含めた全国の製造数量は、前年度比3.6%減の3424万2000tとなり、過去最低を更新した。5年連続の減少で、初めて3500万t台を下回った。需要の減少に歯止めが掛からず、ピーク時(1992年度、8083万t)の約4割の水準にまで落ち込んだ。製造能力に基づく工場の稼働率は、前年度より0.9ポイント低下して33.6%にとどまり、こちらも過去最低を記録した。工場数も過去最少の973カ所となり、前年度より13カ所減った。
25年度のアスファルト合材製造数量の内訳は、新規合材が5.1%減の842万4000t、再生合材が3.1%減の2581万8000tと、ともにマイナスとなった。
ブロック別の製造数量(仮設プラント分は除く)を見ると、北海道は7.7%減の203万7000t、東北は8.0%減の349万8000t、最大市場の関東は3.0%減の1037万2000t、能登半島地震の復旧需要がある北陸は11.5%増の214万5000t、中部は1.7%減の446万4000t、近畿は5.7%減の437万9000t、中国は1.7%増の214万2000t、四国は5.4%減の107万5000t、九州は5.7%減の378万5000t、沖縄は16.1%減の26万6000tとなり、三大都市圏はいずれも減少した。
都道府県別で、前年度より増加したのは秋田、山梨、新潟、富山、石川、愛知、福井、兵庫、奈良、島根、岡山、広島、香川、長崎、熊本の15県。首都圏は前年度に引き続き軒並みのマイナスで、埼玉は4.5%減の216万7000t、千葉は1.4%減の156万8000t、東京は0.9%減の169万5000t、神奈川は2.8%減の187万2000tと、いずれも過去最低となっている。
