プロロジスは、台湾を拠点に物流不動産の開発や運営、物流テクノロジー事業を展開するアリー・ロジスティク・プロパティー(ALP)と、日本における次世代型物流施設「OMEGA」の共同展開と共同事業会社設立に向けた基本合意書を締結した。2027年末に京都府京田辺市内で国内第1号案件の着工を目指す。同社によると、複数企業の利用を前提とした大規模マルチテナント型自動倉庫の開発は国内初となる。
ALPは、台湾、シンガポール、マレーシア、タイで「OMEGA」の開発や運営を推進してきた。27年初頭をめどにプロロジスと共同事業会社を設立する。
「OMEGA」は、利用企業に大規模な自動倉庫機能を共用インフラとして提供する。施設中央部に高密度のパレット型自動倉庫を配置しており、AGV(無人搬送車)などを組み合わせることで、パレットの保管、入出庫、搬送などの工程を自動化する。
国内第1号案件は、プロロジスが造成工事を進めている「プロロジスパーク京田辺2」の開発用地約9万5000㎡で事業化する。高さは約40mになる見通しで、自動倉庫の保管能力は数万パレット規模となる。30年ごろの竣工を目指す。
両社はその後も、国内で同様の施設展開を想定しており、将来的には欧米での展開も視野に入れている。

