【現場見学会】鉄道運行しながらの土木工事! 布施工高生が阪急京都線の柴島駅周辺高架化工事を見学 | 建設通信新聞Digital

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【現場見学会】鉄道運行しながらの土木工事! 布施工高生が阪急京都線の柴島駅周辺高架化工事を見学

 大阪建設業協会(奥村太加典会長)は1月31日、高校生向けの土木工事現場見学会を開催した。府立布施工科高(東大阪市)の生徒と教諭ら約40人が、阪急電鉄京都線・千里線連続立体交差事業の現場を訪れた。
 一行が訪れたのは、同事業の8つの工区のうち、柴島駅(大阪市東淀川区)周辺の土木工事を行っている「第6工区」で鴻池組・竹中土木・青木あすなろ建設JVが施工を担当している。見学に先立ちあいさつに立った同JVの小野田憲一所長は、「見学を通じ現場の雰囲気を感じてもらい、進路の1つとして建設業を考えてもらえたらうれしい」と生徒に向けエールを送った。
 事務所で概要説明を受けた後、現場内を見学。同工区の長さは1240m。柴島駅を中心に仮線工法と別線工法による高架化が進む。安全な鉄道運行を妨げないよう細心の注意を払いながら工事に取り組む作業員たちの姿に、参加した生徒らは感心した様子だった。
 同事業は延長7.1㎞にわたる鉄道の高架化工事で区間内17の踏切を除却するほか、崇禅寺・淡路・柴島・下新庄の4駅も高架化される。2008年から高架工事がスタートし、27年度の事業完了を目指している。

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