【職人技に触れる】在大阪の専門工事業4団体が合同出前講座 工高生らが4職種の作業を体験 | 建設通信新聞Digital

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【職人技に触れる】在大阪の専門工事業4団体が合同出前講座 工高生らが4職種の作業を体験

 在大阪の専門工事業4団体による合同出前講座が25日、東大阪高等職業技術専門校(東大阪市)で開かれた。大阪府内の工業高校生らが建設現場のものづくりの一端に触れた。
 主催したのは関西鉄筋工業協同組合(岩田正吾理事長)と近畿建設躯体工業協同組合(山本正憲理事長)、大阪府左官工業組合(邑智保則理事長)、関西圧接業協同組合(足立真規理事長)。午前と午後の2部に分けて実施した。午後の部に参加したのは、市立都島工高(大阪市)の2年生61人。開催に先立ち関西鉄筋の森山直樹常任理事が注意事項説明に立ち「くれぐれもけがのないように」と呼びかけた。

鉄筋の結束(上)や型枠作業に挑戦

 生徒らはベテラン職人らの実演と丁寧な指導のもと鉄筋・型枠・左官・圧接の4職種の作業を体験した。会場には近畿地方整備局と大阪労働局、建設業振興基金の担当者も訪れ、熱心に視察した。
 午前には府立布施工高(東大阪市)の2年生37人も受講した。4団体合同による出前講座は秋にも大阪と奈良で開催を予定している。

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